
最終更新日:2017年11月24日
あなたが起業・会社設立したばかりの経営者だとしたら、社会保険をしっかりと理解していますか?詳細を理解する必要はありません。
しかし、社会保険は思ったよりも起業家にとって負担が大きいものです。
例えば、給与30万円の社員を雇った場合、給与支給の翌月に社会保険料として約85,000円(約28%)の納付書が届く事になるのです。
そう、キャッシュフローに与える影響は非常に大きいのです。
そこで、今回は起業家にとっての「社会保険」について解説します。
まずは、社会保険の基礎的な知識と加入義務についてしっかりと把握することからスタートしましょう。
そして、どの程度の負担が発生するのかを理解するために、社員を雇用した場合の社会保険料率を試算しました。ぜひ、参考にしてください。
社会保険とは
社会保険とは、主に以下の4種類を言います。
社会保険の加入義務はどのようになっているか
会社を設立すると、社会保険の加入は義務づけられています。
社会保険の加入義務について:法人及び、5人以上の従業員がいる個人事業主は、一部の例外を除き、原則として社会保険に加入する義務があります。
基本的には、法人として加入するという形になるため、社員ごとに入る入らないという選択ではありません。
また、それぞれの社会保険で加入の要件が少しづつ違いますので、注意が必要です。
社会保険料は社員14%、会社14.6%で合計28%を超える負担になる
税金よりもある意味では高い社会保険料
会社を設立したばかりの起業家は、社会保険料をしっかりと意識しなければなりません。
なぜなら、所得税や住民税などの税金よりも、健康保険や厚生年金などの社会保険料の方がキャッシュフローに与える影響が大きいのです。
どの程度のキャッシュが出て行くのかを把握したうえで採用の意思決定を行うようにしましょう。
社会保険加入のメリットを理解しておきましょう
社会保険加入のデメリットを理解しておきましょう
まとめ
いかがでしたでしょうか。
思ったよりも負担が大きい社会保険について解説しました。
会社を設立する時には、「社会保険をどうするか」を考えなければなりません。
現状では加入をしていない会社も数多く存在するのも事実ですが、ビジネスを大きくするには雇用が必要ですし、社会保険も必要になってきます。
まずは基礎知識と負担を理解し、どのようなタイミングで意思決定をするのかを決める参考にしてください。
何か不明な点など有れば、お気軽にメンターキャピタルまでお問合せ下さい!!